検査概要
- レシプロ・ピストン・エンジンの欠陥検査
- 多くの場合、アルミ合金
- 多大な熱ストレス
- 特に、ディーゼルエンジン車
センサ
検査部位:ピストン・クラウン上部のボウルの縁(セラミック・ファイバー補強)
- 型番:MDK-1あるいはKD-62
- ディスク・プローブ
- プローブをピストン・クラウンのボウルに挿入しても底部中心の山部と物理干渉しない設計
- 最大12個同時制御
- 欠陥種類:空孔(表面及び表面近傍)、ブローホール、割れ
- 欠陥サイズ(部位によって異なる):
割れ 1 mm長さ x 0.1 mm幅 x 0.3mm深さ
割れ 0.5 mm長さ x 0.1 mm幅 x 0.2 mm深さ
空孔 0.3 mm径 x 0.3 mm深さ
- サイクルタイム:7秒/個
- 中周波
検査部位:ピストン・リング溝の底及び側面
- 型番:KDS
- 欠陥種類:空孔、不純物、その他の欠陥
- 欠陥サイズ:空孔 0.3 mm以上
- サイクルタイム:最大100 mm/sec
- 中周波
検査部位:ピストン・ピン・ボアホール
- 型番:MDK-1及びHDR-17ローター
- 欠陥種類:割れ、その他の欠陥
- 欠陥サイズ:割れ 1 mm長さ x 0.1 mm幅 x 0.3 mm深さ
- サイクルタイム:7秒/個
- 中周波
渦流探傷装置