検査概要
高精度深絞り製品は0.4 mmの肉厚でもクラックが無いことが要求されます。
そのため、全表面を検査し100 %クラックフリーを保証しなければなりません。
ローマン社の検査システムはそれを実現致します。
- 深絞りスリーブ表面の割れ検査
- 検査部位:肩、絞り底部、フランジ
- 水平もしくは垂直保持テーブル(検査仕様に応じて)
- 検査体回転数の:1000 rpm以上
- センサ検査体間距離:0.1 mm
- 最小欠陥深さ:60 µm
- サイクルタイム:50~140個/分
- (オプション)深絞りスリーブ表面の熱処理状態、異材選別
センサ
- 回路構成:マルチ差動式
- 検査周波数:500 kHz~5 MHz
- 有効幅:3 mm
- 検査深さ:浅い領域
- ハウジング:ステンレス鋼、11 mm径 x 90 mm長さ
- コネクタ:4ピンFischer
渦流探傷装置
- ELOTEST PL600/PL500