
🚀 検査・集中制御の特長
- 硬さと欠陥の「1ステージ同時判定」:従来は別工程で行われていた「熱処理(焼き入れ)状態の材質選別」と、各部位の「微細な割れ検出」を同一ライン上で完全にインライン統合。
- 高度なマルチプレクス(多点切り替え):複雑なギヤ歯の割れに対して、1chの信号を「高速マルチプレクス×7」に分配して多点スキャン。ノイズを遮断し、歯底・歯面の割れを逃さず捕捉します。
- PL600による究極の1台集約:特性の異なる「絶対値式(硬さ)」と「差動式(割れ)」の計5チャンネルにおよぶマルチプローブ群を、バラバラに用意することなく、わずか1台の本体ユニットで完璧に並列同期演算制御します。
5ch統合マルチ制御によるドライブシャフト「硬さ & 部位別割れ」全自動インライン検査システム
自動車の駆動力をタイヤへ伝える「ドライブシャフト」は、極めて高いねじり応力に耐えるため、厳格な高周波焼き入れ処理とクラックフリーが絶対条件となる重要保安部品です。しかし、「シャフト軸部」「各種溝」「ギア歯」という全く形状の異なるマルチエリアを1ラインで全数保証するのは困難を極めました。本システムは、部位ごとに最適化したローマンの特製プローブ群と、圧倒的な多チャンネル演算能力を持つ「ELOTEST PL600(5ch構成)」をスマートに融合。インラインでの超高速・高精度な全自動全数品質保証を確立します。
📊 推奨システム全体構成(5chマルチ制御)
| 適合渦流探傷装置 | ELOTEST PL600 / ELOTEST PL500 【安心の 5チャンネル(5ch)構成】 |
|---|---|
| 自動化工法 / 判定 | インライン自動全数検査(焼き入れ硬度組織判定 & 各部形状クラック仕分けの同時統合制御) |
🔬 各部位別・搭載プローブ構成 & 回路仕様
1. 焼き入れ部 硬さ検査(組織選別)
[回路構成] 絶対値式(1チャンネル構成)
ドライブシャフト高周波焼き入れ部の金属組織変化を電磁気的にキャッチし、硬度不足や熱処理ミスによる異材混入を非接触で瞬時にスクリーニングします。
2. 回転部 割れ検出(クラック探傷)
[回路構成] 差動式(3チャンネル構成)
シャフト外表面、および応力が集中しやすい各種「R溝・スプライン首下」などの回転部に対して、3つのセンサが形状ノイズを相殺しながら微細な割れを高感度に検知します。
3. ギア歯 割れ検出(複雑形状探傷)
[回路構成] 差動式(1チャンネル構成 × マルチプレクス 7分割切り替え)
【ローマン社の独自技術】 1つのチャンネルを高速で7点にスイッチング。ギアの歯面や歯底という、最も自動化が困難とされる複雑な凹凸セクションのクラックを、ノイズを完全に遮断して個別判定します。