円筒部品割れ高速検査(ニードル、ローラー、ピン)

ニードル・ローラー・ピンの割れ・研削焼け 全自動高速インライン検査

毎秒10個・3軸同期らせんスキャンで外周全面を完全走査。深さ0.05mmの微細割れと研削焼けをマルチ周波数で同時検出し、搬送から自動仕分けまでを完全無人で自動化します。
円筒精密部品外径割れ高速自動検査

🚀 システムの特長

  • 3軸同期らせんスキャン:高速Vロール搬送フィーダー、回転機構、およびエンコーダパルスの緻密なハードウェア連携により、ピンやローラーの全周外表面および見落としやすい両端面(R部)まで、非接触・らせん状に漏れなく高速自動走査。
  • 完全無人運転・誤混入ゼロ:高速応答の仕分け判定ゲート、製品高精度カウンター、段ボール・受け箱の満杯予告ランプを標準搭載。不良混入リスクをゼロにする自動仕分け構造です。
  • 工具レス・驚異の15分段取り替え:ワークの径や長さの変更に伴うメカニカルな位置調整(デジタルゲージ・ネジ調整)や、探傷パラメータ切り替えにかかる時間は「15分未満」。多品種少量生産ラインにも柔軟に対応します。

円筒精密部品(ピン・ニードル・ベアリング)全自動高速検査装置

ベアリング用テーパーローラーや自動車用精密ピンなどの円筒部品製造では、表面の微細な割れ(長手・周方向)や研磨焼け(熱処理不良による軟化組織)が、製品寿命や完成車の安全性に致命的な影響を及ぼします。特に直径1.5〜5mmという小径部品への均一な全面スキャンと、見落としやすい両端面(R部)を含む高速ラインへのインライン統合は技術的に困難でした。本システムは、製品に傷をつけない非接触の渦流探傷(ET)技術をベースに、高速搬送から独自の3軸追従スキャン、OK/NG仕分けまでを一気通貫で自動化した、量産現場特化型のフラグシップ装置です。

📐 スループット & 装置基本性能

処理能力(タクト)毎秒 10 個 処理可能
(※パーツフィーダーや搬送ライン構成のフルカスタムにより、さらなる高速化追従も可能)
最大走査スピード100 mm/sec (高速らせん送りピッチ連動・高分解能エンコーダ完全同期)
標準対応ワーク寸法直径:1.5 〜 5.0 mm / 長さ:5 〜 30 mm
※オプション専用治具の適用により、最大径 10 mm やロングサイズ、テーパー形状にも柔軟に対応
検出可能欠陥 ・表面割れ(中周波:長手方向・回転周方向、あらゆる方向の微細クラック):深さ 0.05 mm 〜
・研削焼け(高周波:表層の熱損傷・二次焼き入れ層・戻り層などの組織材質変化)
※マルチ周波数(中周波=割れ、高周波=研削焼け)を同一パスで同時検出・同時判定
制御・心臓部構成 [探傷装置本体] ELOTEST PL650(マルチ周波数制御・高速デジタル演算、差動式ペンシルプローブ対応)
[インターフェース] 前面カラー液晶操作タッチパネル(エラーメッセージおよび探傷リサージュ波形の日本語グラフィック表示対応)

⚙️ 量産工場のためのインテリジェント運用機能

■ 高度な仕分けとカウント制御
良品/不良品の高速ソレノイド判定ゲートとカウンタを標準装備。指定数量の90%に達するとパトライト点灯でオペレーターへ空箱準備を通知、100%に達するとシステムが安全に自動停止します。

■ オプション:受け箱(段ボール)自動交換機能
箱が100%満杯になっても、装置を一切止めることなく次の空箱へ自動でコンベア切り替え。タクトを損なわない連続自動無人運転が可能です(ストック用の空箱がなくなった場合のみ安全停止)。

■ 現場ファーストの親切・国内保守設計
段取り用の工具箱置き場を装置内に標準レイアウト。万が一の不具合発生時も、前面操作パネルに視覚的なエラーメッセージを表示するため初期対応が迅速です。国内技術スタッフによる迅速なアフターサービス体制で稼働を支えます。

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