シリンダクランクケース検査

シリンダクランクケース検査

🚀 検査の要点

  • 6ボア同時マルチ探傷:シリンダクランクケースの6つのボア内面を、6基の高速回転プローブによって完全同時に全数自動スキャン。
  • 結晶構造の可視化とCスキャン:あらゆる方向の割れや空孔(ピンホール)の検出に加え、表面の「シリコン結晶構造の均一性」を判定し、高度な2次元マッピング(Cスキャン)で評価。
  • 画像システムとの高度な統合:顧客が既に導入している既存の画像検査システムとデータ・制御をシームレスにリンク・統合。
  • インライン自動自己校正:人的ミスや段取りの手間を完全に排除する「自動セルフキャリブレーション(自己校正)」機能を搭載。

6気筒同時スキャン・エンジンクランクケース結晶構造 & 欠陥自動検査システム

最先端の自動車エンジン製造において、過酷な爆発圧力に晒されるシリンダボア内面の品質保証は、車両の安全性と直結する最重要テーマです。本システムは、内面の微細なクラック・鋳巣(空孔)を高感度に見抜くだけでなく、エンジンの摺動性を左右する「結晶組織の均一性」までをも電磁誘導技術で100%全数評価。毎分3基のクランクケースをノンストップで処理する、自動車メーカー・メガサプライヤー向けのウルトラハイエンド・ソリューションです。

📊 スループット & システム性能

処理能力(タクト)毎分 3 個 (6ボア・シリンダクランクケースを完全全数検査)
検査対象部位シリンダボア内表面全周(異なる2箇所の検査部位を同時カバー)
検査深さ領域0.1 〜 0.2 mm (結晶組織変化・最表面の微細欠陥を緻密に捕捉)
システムインテグレーションインライン全自動無人運転対応 & 既存の外部画像検査装置とのリアルタイムシステム統合

📐 ボア専用回転プローブ(KAS-3 H1643.11.3)技術仕様

専用プローブ型番KAS-3 H1643.11.3
回路 & コア構成絶対値式、3.5 mm径フェライトコア、トランスフォーマ、高度な周辺磁気遮蔽(シールド)
検査周波数帯域100 kHz 〜 5 MHz(最表面の結晶評価から組織判定に最適な高周波帯)
プローブレバー仕様対応ボア径:78 〜 80 mm / ローター1基につきレバー2本搭載
【抜群の耐久性】耐摩耗保護設計(最低3交代制・1年間の連続稼働を保証)
プローブ有効幅 / 寸法有効幅:約 3.0 mm / センサ本体:30 mm × 10 mm × 20 mm
推奨探傷装置構成[最新推奨] ELOTEST PL600 または PL500 × 1台
※旧構成では「PL320(2チャネル、HDローター構成)」を6台連結していましたが、最新のPL600/PL500へ置き換えることで、わずか1台の本体ユニットで6ボアすべての統合マルチ制御・高速演算が可能となり、大幅な省スペース化とコストダウンが実現します。