
🚀 同時検査・統合制御の特長
- 「きず」と「硬さ」の1ステージ同時判定:従来は別工程に分かれていた「回転型ローターによる表面クラック探傷」と「貫通型コイルによる熱処理・材質選別」を同一ラインに完全統合。工程と設置スペースを劇的に集約し、設備の二重投資を防ぎます。
- 最小 50 μm の微細きずを超高速検知:走行スピード「最大 2.0 m/sec」という製鉄・引き抜きの過酷なインライン環境でありながら、磨棒鋼の致命欠陥となる「最小 50 μm」の極小ヘアラインクラックを完璧に捉えます。
- ブレを相殺する高度な距離補正:回転型コイル(EC130)側には2chの非接触高速距離センサを搭載。高速搬送時のワークの跳ね、バタつきや偏心ノイズを動的に相殺キャンセルし、誤検出を徹底的に防ぎます。
計7chマルチ制御 棒鋼・丸棒「極小表面割れ & 熱処理材質選別」インライン同時検査システム
自動車の重要足回り部品、ハブベアリング、各種高精度シャフトの原材料となる「特殊鋼棒鋼(磨き丸棒・熱延鋼材)」の製造工程では、引き抜き時の縦割れ(ヘアライン欠陥)の全数保証と、焼き入れ・熱処理ムラ(異材混入)のスクリーニングが同時に求められます。本システムは、ローマン社独自の高速回転型ECローター(EC130)と高信頼の貫通型ULASコイルを同一ステージにタンデム配置し、現行のハイエンドデジタル探傷器「ELOTEST PL650」で一元集中制御。生産ラインの高速タクトを一切落とすことなく、複合的な品質保証をワンストップで確立します。
📐 システム全体構成 & 7chマルチ一元管理仕様
| 適合渦流探傷装置 | ELOTEST PL650 【 驚異の計 7チャンネル 集中並列演算制御 】 |
|---|---|
| 全7chの内訳仕様 | [表面探傷] 4チャンネル + [距離補正] 2チャンネル + [材質選別] 1チャンネル ※用途やワーク特性に合わせて「2ch(探傷)+ 0ch(補正)」などの柔軟なチャンネル構成変更もシステム上で完全対応。 |
| 最大ライン送り速度 | 最大 2.0 m / sec (ハイスピードな製鉄・引き抜き量産ラインに完全追従) |
| 表面クラック検出限界 | 最小欠陥サイズ:50 μm (長手方向の目視不可能な超微細ヘアラインきずを確実に捕捉) |
🔬 役割別・搭載センサ & 型番スペック
[センサ種類] 回転型コイル(ECローターシステム) / [型番] EC130
[対応検査径] 直径:30 〜 130 mm (主要な中〜大径丸棒ワークを幅広くカバー)
プローブの有効幅はお客様の要求仕様により自由にカスタム最適設計が可能。棒鋼が回転することなく直進するだけで、非接触で丸棒全周を高速スキャンし、縦割れを見逃しません。
[センサ種類] 貫通型コイル / [型番] ULAS(1チャンネル構成)
丸棒ワークをコイルの内部へ非接触で通過させることで、材料全体の熱処理組織(焼き入れ硬度)や鋼種グレードを全自動でプロファイリング。異材の混入や熱処理不良を次工程の手前で瞬時に弾き出します。
関連ページ:
異材検査・異材選別(総合解説) |
表面きず検査 |
焼入れ確認・熱処理品質検査 |
シャフト・ピンの研削焼け検査
正規品・異材サンプルをお預かりし、実機選別感度を事前に波形データで可視化します
酷似した鋼種違いや、熱処理条件のわずかなブレがデジタル波形としてどのように分離・自動選別できるかを評価する「無料サンプル検査」を随時実施しています。お預かりした現物コンポーネントを元に、ドイツ・ローマン社の専門エンジニアが最適なコイル選定とテスト周波数条件を正確に導き出します。まずは実際の丸棒・鋼材ピースでお試しください。