
🚀 検査の要点
- 5大部位を1パスでマルチ探傷:複雑な立体形状を持つワークの重要部位(ボール部、コーン部、シャフト部、カラー部、ドライブフィット部)を漏れなく全自動同時スキャン。
- 驚異的な高速サイクル:ボール、カラー、シャフトすべての部位をくまなく探傷しながら、「1個あたりわずか5秒」という圧倒的なインライン処理能力を実現。
- 多品種の混流・切り替えに対応:5種類の異なるボールピボットの検査パラメータを記憶。ワーク寸法変更に伴う機械的な段取り替えも「約15分」で完了。
- ミクロン級の欠陥を確実に捕捉:部位に応じた最適化により、目視不可能な微細な製造クラック(最小深さ0.1mm)を確実に判定・自動仕分け。
ボールピボット・グローブジョイント 複数部位全自動高速検査システム
自動車のステアリングやサスペンションを支える「ボールピボット(サスペンションジョイント)」は、常に激しい荷重と路面からの衝撃に晒される超重要保安部品です。わずかなクラックも許されない一方、その複雑な曲面構造は通常のセンサではノイズが激しく、自動化の難所とされてきました。本システムは、独自の距離補正機能と高度な磁気シールドを備えた専用設計プローブと、フラグシップ機「ELOTEST PL600」を連携。形状ノイズを完璧に相殺し、タクトタイム5秒という爆速で高精度全数検査を可能にする、自動車部品製造ライン向けのハイエンド装置です。
📊 装置性能 & 検出ポテンシャル仕様
| サイクルタイム | 1個あたり 5秒 (ボール、カラー、シャフトの全検査含む) |
|---|---|
| 品種切り替え時間 | 約 15 分 (5種類の異なるボールピボット寸法に対応) |
| 対応検査周波数 | 中周波帯域(ワークの材質や熱処理状態に合わせて最適化) |
| 検出可能欠陥サイズ | 長さ 3.0 〜 5.0 mm × 幅 0.1 mm × 深さ 0.1 mm (各部位による) |
| 適合制御システム本体 | ELOTEST PL600 / ELOTEST PL500 ※複数部位のセンサ信号を1台のユニットで一元管理・超高速演算します。 |
🔬 使用カスタムプローブ(専用センサ)詳細
型番:KDA-38 (特殊部位・形状対応設計)
| 回路・構造 | 差動式、フェライトコア、トランスフォーマ、高度な周辺磁気遮蔽 |
| 特長機能 | 自動距離補正機能内蔵(ワークの偏心やリフトオフ変化をリアルタイム相殺) |
| 有効幅/深さ | 有効幅:約 2 mm / 検査深さ:最表面領域(浅い領域) |
※筐体・ケーブル接続部はラインへの設置に合わせた完全特製カスタム仕様。
型番:KDS-2 (広帯域高精度スキャン対応)
| 回路・構造 | 差動式、フェライトコア、トランスフォーマ、高度な周辺磁気遮蔽 |
| 検査周波数 | 500 kHz 〜 8 MHz (極微細なクラック判定に威力を発揮する高周波対応) |
| 有効幅/深さ | 有効幅:約 1.5 mm / 検査深さ:最表面領域(浅い領域) |
※筐体・ケーブル接続部はラインへの設置に合わせた完全特製カスタム仕様。