カルダンシャフト(プロペラシャフト)クレビス割れ検査

カルダンシャフト(プロペラシャフト)クレビス割れ検査

検査概要

  • 複数枚がリベット/ボルトで結合された金属板の下層に生じた割れ検出
  • 鋳造製品表面の割れ検出
  • 円形プローブ構造による集中磁場によりリベット/ボルトの影響を極小化し、割れ信号のみを選択的に検出
  • 検査の流れ
    • カルダンシャフトの2つのパーツを装置内部に手で置く
    • 2つのパーツが固定され、4つの検査コイルが検査部位に移動
    • カルダン・ジョイントの両端にネジが切られる
    • 2つのパーツが連結され、オペレータは完成品を取り出す
    • 割れが検出された時点で検査装置は動作を停止し、オペレータは不良品を取り出す

センサ

  • 型番:ARK 31-2
  • 回路構成:絶対値式、フェライトコア、トランスフォーマ
  • 検査周波数:30 Hz~5 kHz
  • 内径:2~21 mm
  • 外径:8~26 mm
  • 検査深さ:4~10 mm(径によって異なる)
  • ハウジング:プラスチック(Delrin®)/ステンレス鋼
  • 重量:30~50 g

渦流探傷装置

  • ELOTEST IS
  • ELOTEST PL600/PL500/IS500でも同様に構成可能、かつ更に高性能化可能